2005年 05月 23日
すれ違う気持。
ちょっと、かなり暗いです(^_^;
ちなみに、この辺の事って、私には未だにスッキリ過去にできないというか、過去にしちゃいけないというか、ずっとダメ記録として残しておきたいんです。晒すのは勇気がいりますが。 気持としては、私のマイナスが、るーじゅりにはプラスに跳ね返るように。ダメダメだった過去が、これからを明るく変えていけるように。喉に刺さったサカナの骨みたいに、ちくちくっと、たまに調子にのってる私にクギを刺す。そんな部分なんです。 なのでこう、暗い上に読みづらい、抒情的に過ぎる部分とかあるんですが、平にご容赦m(_ _)mめんどいの、暗いのパス!!というヒトは、読み飛ばしてくださいませ。 羽田に迎えに行って、電車で帰る間、ウキウキワクワクの私のテンションとは裏腹に、ルーツは一言も発せず、大きな目を更にまん丸に見開いて、キャリーの奥でちぢこまっていました。 家について、早く触れたいのはヤマヤマだったけど、まずは慣れてもらわなくちゃ、と、ぐっと我慢。6畳もない小さい部屋の真ん中にキャリーを置いて、フタを開けて出てくるのを待ちました。 ・・・・・出てこない。待った。出てこない。ひたすら目をでっかく見開いて、身を硬くしている。 ・・・20分くらいしても出てこない。ちょっと心配になりました。 猫ミルクをあげようと、キッチンに行って戻ってくると。おお、出てきている(´▽`)!!だけど私の姿を見るなりまた引っ込んでしまう(T△T)ぁぅ~ こ、こんなに警戒心が強いモンなんだろうか・・・・なんか、結構すぐにナレナレになるって話を良く聞くけどなぁ・・・・ま、もう人見知りを覚えてる月齢だし、こんなもんなのかな。 だけど、今まで犬猫にモテモテ?だった私には、ちとショック。 それに、私にとってそうであるように、ルーツにとっても初めから特別な存在になれるのじゃないかと、私はどこかで期待していたように思います。 でも、まだ土日がある。ゆっくり仲良くなればいいのだ。 オモチャを見せれば出て来てじゃれついてくる。こっちがジッとしてれば、ソロソロ近寄ってきて、背中と壁の間とか、膝の裏の隙間とかに飛び込んでくる。(;_;)ルーツ・・・・vvvv もう、それだけで天に昇る気持です。 だけど、土日を経て、やっとこの状態。遊んでるときは積極的にじゃれついてくるけど、いったん部屋を出て、も一度入って来たり、近づいてくる時に目がバッチリ合ったりすると、鞠のように跳ねてどこかへ隠れてしまう(T-T)切ない・・・ 抱っこをしようと手を伸ばすと、大逃げ。子猫なので寝てるスキに抱っこをしても、目が覚めて抱かれてる事に気づくと「∑(`゚ω゚´)は!!何で!?ぼく、なんでこんな所にいるニャ!?」と、一目散に飛んで逃げてしまう。ごくたま~に甘えるように擦り寄って来るのも、完全に寝ボケてるとき限定。 勿論、ただ眠るその姿を見ているだけでも、私達は幸せだったのだけど・・・。 私たちの事、新しい家族として受け入れられないんだろうか・・・・。 ふとそんな事を考える。あっというまに疑惑の雲が心を覆い尽くす。 まるで、それを裏付けるように、ルーツは良く鳴きました。いや、泣いていた。 部屋のドアの下にちょこんと座って、・・・・まるで、他の誰かを待つように。前のおうちに帰りたい、と訴えるように。大きな声で泣いていました。 私は、同じ部屋にいる、ここにいる。だけどルーツは誰もいないドアの向こうに、泣き続ける。悲しげに、寂しげに、泣き続ける。 抱きしめたい。でも、抱っこしようとすると逃げちゃうし。。。。どうしよう。。。。 猫じゃらしやオモチャでじゃらして、ルーツの気をひく。するとルーツは泣くのをやめてオモチャに飛びかかる。なんだか、ルーツの訴えを無視して、オモチャで誤魔化しているような、罪悪感のような後味の悪さが胸に広がる。だけど、他にどうしていいかわからない。 この頃デジカメがなくてまともな写真がないので(T-T)、引渡し直前の写真☆ 他にも心配な事がいくつかありました。食が細いまま、あまり食べない事。そして、粗相。 実家のおうちではきちんとしていたようだけど、ウチでは初めめのうち、粗相を繰り返してました。トイレ砂が実家のトイレと違うから、初めはよく分からなくて粗相してるのかと思って、それほど気にしていなかったんです。だけど、お迎え後5日目頃から、ハッキリして来ました。 会社から帰ってトイレを確認すると、必ず、うんPの方はトイレにコロンと転がっている。だけど、掘り返してもチッコ玉は発見できない。粗相の跡を発見する事もあり、私達が見ている前で粗相をする事もありました。(大体は、布団を敷くと布団にオシッコを・・・( ̄▽ ̄;) うんPをトイレでしているという事は、ルーツはトイレが分からなくて粗相をしているのではなく、あきらかにオシッコだけ、わざと外でしている、そういう事になります。 ルーツのいる部屋全体にダンボールを敷いていたし、子猫のオシッコなんて、ニオイも量も、微々たるもの。その始末なんて、苦にもなりません。だけど。 わざとしているという事実が、胸に刺さりました。ショックです。何を訴えているんだろう。何を伝えたいんだろう?何かの抗議である事は、間違いのないように思えました。 それに、そんなストレスをずっとルーツに抱えさせているわけには行かない。 ドアの向こうの私以外の誰かに、訴えるように泣くルーツ。手を伸ばすと逃げるルーツ。 トイレの外側のダンボールに出来た、小さな小さなオシッコのシミを見るたび、苦しくなりました。 ルーツが全身で私達を拒絶しているように感じました。 小さな体を精一杯つっぱり、こわばらせて泣くルーツの声が「違う、ぼくのいる場所はここじゃない!!」まるでそう訴えているようで、かわいそうで、つらかった。 あんなに恋焦がれて、やっと家族として迎えることができたのに・・・・。まだ小さくて、ママに甘えたいさかりのこの子を、ママや姉弟から引き離してまで迎えたのに・・・・。 昼間は留守で、一人で寂しい思いをさせて。夜になって私達が帰って来ても、私たちには心を開けない。この子はずっと孤独な気持を抱えなきゃいけないんだろうか・・・・。こんな思いをさせちゃうために、引き取ったんじゃない・・・!!私達がこの子のストレスなの・・・・? 引き取った事自体を後悔する気持は、ありませんでした。勿論、「この子の幸せの為に、もっと気のゆるせる里親さんを・・・」なんて、死んでも絶対イヤ。そのくせ、「ウチに来て、私がママになった事は、本当に幸せだったのかな・・・・。もっと、心を開ける人で、一日中家にいる人にもらわれた方が、この子のためには良かったのかな・・・・。」などとつい考えてしまう。 ルーツが心を開けない・・・私じゃ、ダメなのかな。。。。そんな思いと、愛しくて可愛くてたまらないという想いと、ルーツに申し訳ない気持で本当にぐるぐるぐるぐる、堂々めぐり。 とうとう、ブリーダーさんにまで不安を吐露する始末。 とても後悔しています。甘ったれた自分が恥ずかしい。ルーツの幸せ、などと嘯きながら、私は結局ルーツを良く知る人に「そんな事ないよ。大丈夫。心を開いてくれるよ。」と、自分の不安を否定して欲しかっただけなんだと、今なら分かる。 あれだけラブコールを送っておきながら、少しのすれ違いで、「私じゃルーツを幸せにできないのかも?」なんて・・・。無責任な発言をして、抱えきれない不安に耐え切れず、他の人に肩代わりしてもらったようなもんです。
by kali-kali-ume
| 2005-05-23 01:52
| 出会い編
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